ヘッダー

ブラック企業はいつできたの?

ブラック企業が社会問題として取り上げられることが多くなってきました。ところで、なぜ、保障もしないで長期間労働を強いるような企業が生まれてしまったのでしょうか?

それは、バブル崩壊後、経済成長が停滞し、企業が生き残りを図るために人件費の削減をすることになったからです。人件費の削減、働き続ければ賃金が上がっていく終身雇用制度の廃止、非正規社員の雇用を増やすことで、企業は不況を切り抜けようとしてきたわけですね。

これらは、少しも悪いことではありませんが、その中で極端に走って不法なことをしたり、労働環境の悪化を放置している企業がブラック企業となって生き延びてきました。

ブラック企業に対する取り締まりは今後も強化されるようですが、成果が表れるまでには時間がかかりそうです。ですから、それとは知らず、将来ブラック企業に就職してしまう方もいるかもしれません。でも、ブラック企業かどうかは、事前の調査である程度分かるものです。

たとえば、やる気だけを強調する求人広告とか、だれにでも簡単にできる仕事とハードルを低くしていること、成果報酬を極端に強調していることなどです。政府の取り締まりに頼るだけでなく、自分たちでもきちんとブラック企業を見極めて対処したいものです。